前橋市の中学生が世界青少年発明工夫展で金メダル!
昨日に引き続き前橋市の話題です。
今年の5月にマレーシアで開催された世界青少年発明工夫展で、
前橋市の中学3年生、和地南々子さんが見事金メダルを受賞!
その発明品とは「車椅子安全キャスター」。
側溝の蓋になっている網状の部分を車椅子で通過しようとすると、
その網の目にタイヤの部分がハマってしまい動けなくなってしまう。
それを改善しようと考えたのが「車椅子安全キャスター」。
タイヤの両サイドに一回り小さい補助輪を接着し、
溝にハマりにくい構造にしたもの。
補助輪を一回り小さくしたのは、
元々のタイヤと同じくらいにしてしまうとタイヤ全体が太くなり、
操作性が悪くなってしまうので工夫して10%小さくした。
それにより操作性は変わらずに
側溝の網の溝では威力を発揮するキャスターになった。
この発明のきっかけは、お父さんが以前病気の際、
車椅子を使って外出した時の経験から思いついてのこと。
この「車椅子安全キャスター」は実用新案登録済みで、
製品化に向けて動いている。
この発明をきっかけに介護関連の発明を進め、
「音で知らせる杖」も発明した。
先端に赤外線センサーが付いていて、
アスファルトでは反応せず、
白線や黄色い点字ブロックの上に行くと
音で知らせる仕組みです。
昨日の記事の「前橋○○部」も発明とは違いますが街おこしの活動で、
ちょっとしたきっかけや不便さからアイディアが湧き、
それを行動や実用化に向けて進められるのがスゴイです。
今年の高校野球夏の甲子園でも前橋の学校
前橋育英高校が初出場ながら決勝進出を決めました!
(2013年8月21日現在)
サッカー選手権では全国大会でよく名前を耳にする学校ですが、
野球では初出場で強豪を破り決勝進出を決めたのはスゴい!
なんだか前橋の勢いを感じる今日この頃です。